最近では遺言書の作成を業務とする行政書士も増えています。添付書類の収集も依頼できますし、比較的リーズナブルな料金で証人もお願いできることが多いのが特長です。気軽に相談できる最初の窓口として最適といえます。
事件性のある法律問題のプロといえば、やはり弁護士です。相続時に明らかにトラブルが生じることが予想される場合は、弁護士に依頼するのが賢明です。事務所によっては一見さんお断りのところもあるので、事前に確認しておきましょう。
司法書士は登記の専門家です。不動産をたくさん所有していて権利関係の整理が必要な人は、司法書士に依頼するのが良いでしょう。また、成年後見も得意分野ですので、その相談もしたい場合にも向いています。
遺言書の作成をサポートしてくれる税理士は多くないようです。相続税が発生するのは年間死亡者の4〜5%ともいいます。まずは行政書士に相談して、相続税が発生しそうなら税理士を紹介してもらうというスタンスでも良いでしょう。